Dainese Nucleo:安全性から生まれるデザイン
プロテクション性能、重量、快適性。
スキー、モーターサイクル、その他のスポーツのために新しいヘルメットを探している時、これらの機能が選択の要となります。
競技用でもアマチュアのスキーヤーでも、同じように重要な機能です。
レースで最高のパフォーマンスを発揮するためには細部への配慮が不可欠ですが、ゲレンデで何時間もヘルメットをかぶったままで楽しみたい人にとっても同じように重要です。
安全性に関わる装備を選ぶときは、ミスは許されません。あらゆるコンディションでスキーヤーに最高のサポートを提供するために生まれたのが、Dainese Nucleoヘルメットです。
ReverseSafe®とArmoring®:プロテクションと軽さの両立
Nucleoは、独自のReverseSafe®技術により、従来の製造プロセスを覆し、スキーヤーの真のニーズを満たすヘルメットの製造を可能にしています。
Nucleoは、転倒時に最も衝撃を受けやすい部分を最大限に保護するABSリングであるArmoring®を中心にデザインされています。
その伸縮性のある構造は、衝撃のエネルギーを全体に分散させ、常に元の形状に戻ります。
これにより、ヘルメットの上部を軽量化し、羽のように軽く、非常にコンパクトで安全な構造を実現しています。
ヘルメットは、頭部を完全に保護し、十分な快適性を提供するために設計されているため、スキーヤーはストレスなく自由にパフォーマンスできます。
耳周りにはソフトな衝撃吸収素材を使用した半剛性構造で、最適なプロテクションを提供しながら、これまでにない快適さを実現しています。
MIPSで最大の安全性を実現
この分野の最新の研究によると、転倒や衝撃の際に重度の脳障害を引き起こす主な原因として、頭部の回転加速度が挙げられています。
頭部の回転加速度とは、転倒したときなどに、角度をつけて頭部に衝撃を受けたときに伝わる加速度です。
衝撃は、受ける面に対して完全に垂直にヘルメットに伝わることはほとんどありません。
そこで、ダイネーゼは、NucleoにMIPSと呼ばれるシステムを搭載しました。
特許取得済みのMIPS(Multi-directional Impact Protection System)は、この外部からの頭部への衝撃に対するプロテクションを保証するものです。
MIPSの動作は非常にシンプルで、衝撃を受けた際にヘルメット内で頭部を「スライド」させるために、アウター・シェルに対してインナーが動く構造になっています。
この構造により、脳に伝わる力が大幅に分散、軽減されます。
あらゆる状況で快適さを確保
Nucleoのデザインは、アルペンスキー・ワールドカップのゲレンデからのフィードバックが生かされています。
Nucleoヘルメットは、快適で通気性が良いだけでなく、BOA®システムにより、フィット感の調整が容易に行えます。
この特許取得済のBOA®システムは、ヘルメットの内周に沿って走る細いケーブルを、ヘルメット背面のリング・ナットを使って素早く調整できるシステムで、グローブを着用したままでも操作可能です。
また、快適性に関わるベンチレーションは、ヘルメット前部の最も風圧のかかる部分に配置され、専用のダクトによって、ヘルメット内の余分な湿気や熱を排出します。
通気システムの開口部は、シェルの前部に設置されているため、雪や水がヘルメット内部に入ることを防ぎます。
取り入れた空気が通過するダクトは、エアロダイナミック・スポイラーに組み込まれた、リアの大きな開口部に繋がっています。
Nucleoは、すべてのスキーヤーに最高の安全性を提供するために、高度な技術を1つのヘルメットに凝縮しています。
このReverseSafe®構造を採用したコンパクトなヘルメットは、Armoring®とMIPSによる優れたプロテクションと、これまでにない軽さと快適さを同時に提供します。