コンセプト001 未来のスキースーツ
アルペンスキーは、最も過酷で挑戦的なスポーツの一つです。
アルペンスキーは、大気中の要素、スピード、肉体的なタフネスが求められるスポーツです。究極のパフォーマンスを追求するアスリートにとって、安全性は不可欠です。
人間工学の研究
コンセプト001は、すべてのスキーヤーの可能性を最大限に引き出すため、安全性と人間工学に基づいた完璧なコンビネーションを実現しており、将来のスキースーツのビジョンを表現しています。
目に見えないプロテクション、D-air®
Concept 001は、プロテクターとD-air®(スキー用エアバッグシステム)を組み込んだ、初のスキースーツです。
D-air®は、90年代からオートバイの世界で、2015年からスキーで開発されたダイネーゼの電子式エアバッグで、完全に折り畳まれて収納、組み込まれているため、起動するまでは気になりません。
そして、必要となった際にのみ、プロテクションを提供するよう設計されています。
これにはセンサーと、毎秒1000回データを解析するアルゴリズムを使用しており、D-air®がクラッシュのダイナミクスを検知することで、エアバッグの膨張を迅速に作動させることができるようになっているのです。
さらには特許取得済みのマイクロフィラメント技術より、プロテクションの均一性が保証されており、空気が均一に広がり、表面全体に均等な圧力がかかります。
組み込まれた、ボディ・プロテクター
コンセプト001は、身体の最も摩耗にさらされる部分に新しいダイネーゼ・ウーブンテクノロジーを採用しています。
この技術は、スーツの生地にポリマーファイバーとグラスファイバーを加えたものです。ファイバーグラスはスーツの外側表面の肩と脚の部分に配置されており、切り裂き強度と耐摩耗性を高めています。
ポリマーファイバーが内側に配置されており、衣服に伸縮性を持たせ、身体の動きをよりよくトレースできるようにしています。
これらのソリューションにより、動きの自由度を高めるために必要な柔軟性を維持しながら、新しいレベルのプロテクションを実現しました。
その結果、身体のあらゆる形状を、正確にトレースできるように設計された生地が誕生したのです。
コンセプト001スーツは、安全性と人間工学を完璧に融合させたウェアです。革新的な技術と素材研究により、プロテクションは、"第二の皮膚"のように人体と一体化し、理想的なエルゴノミクスを実現しています。