2020.04.27

ニコ・チェレジーニ:シーズンインしたら走りたいイタリアのツーリングロード ベスト5

(寄稿原文:Nico Cereghini "The best roads for the first season ride")

道路の音、顔にかかる新鮮な空気、そしてモーターサイクルへの愛...。

私たちは今、それが恋しくてたまりません。
いよいよ乗る日がきたら、バイクは準備OK、きれいでピカピカ。
しかしそれだけではなく、方向性も決めておく必要があります。そうすれば、ただバイクに乗るだけではない、最高の一日になることでしょう。

もしイタリアに住んでいれば、山の峠道が遊園地になるでしょう。
長いあいだ、どれが私のお気に入りなのかを考えていたので、ここにイタリアの峠トップ5を上げてみます。
これは100%個人的なもので、完全に私の好みですが、それでも、インスピレーションを得るための出発点にはなるでしょう。

第5位. GIAU

ドロミテ地方の美しい街コルティナの近くに位置し、ユネスコ世界遺産に登録されているベルーノ県にあるジアウ。
ルート、自然、舗装路、そして周囲の山々の美しさで際立っています。
しかし、残念なことに交通量やロードチェックが多いので、アクセルをあけすぎてしまう人もいて、リラックスした走りを求める人にはマイナスになります。

第3位-4位. これは甲乙つけがたい: CERRETO または MURAGLIONE?

アペニン山脈にある2つの似たようなマウンテンパス。Passo del Cerreto (Re)とPasso del Muraglione (FC)です。
1997年のスーパースポーツ世界チャンピオン、パオロ・カゾーリ(Paolo Casoli)のようなレッジョ・エミリア出身の人々は、標高1260mのPasso del Cerretoが最高の峠だと言っていますが、元125、250GPライダーのロリス・レッジャーニのようなフォルリ出身者は、Passo del Muraglioneが一番有名だと言っています。
共通点は、両方ともバイク王国であり、週末に乗ってて孤独になることはありません。

第2位. HIS MAJESTY, STELVIO

標高2750メートルで、イタリアで最も高い峠であり、ヨーロッパでは2番目に高い峠です。
冬の間は雪のために閉鎖されており、一年を通して舗装路にストレスがかかるため、トレーニングコースではありません。
ボルミオから走ると、21キロの上り坂、36のコーナー、1500メートルの上り坂があります。
交通量が多いですが純粋に楽しい場所です。それは峠以上のものであり、伝説であり、生きている歴史の一部なのです。

第1位. MY FAVOURITE, CISA

チーザは他のアペニン山脈の峠と同じようなものです。1000メートル、地元の人の交通量、スピードカメラ、そして時々バイク嫌いの地元の人います。
しかし、私は何年ものあいだ、ここを愛してきました:高速道路が無い時代に、冬にバイクに乗ろうと思ったら、すなわちフォルノヴォからベルチェトへの白い道をとおることを意味しました。
チーザの道に入り、ルニジャーナの緑豊かな地域を見下ろすたびに、私の心は開かれ、恋に落ちます。
心だけでなく、お腹もオープンになります。近くにある素晴らしいキッチン、マリエッタの店まで走り、栗の木の下で食事を楽しみ、少しだけリラックスします。

どの峠にも素晴らしい食べ物の場所があります。もし3台以上のバイクが停まっていたら、止まってみるのが良いでしょう。

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