レザー製品をベストな状態に保つ、10のアドバイス
情熱から長いあいだ離れていることは、簡単ではありません。
しかしこのような「一時停止」の時期は、シーズンインに向けて準備するには、ちょうどいいタイミングでもあります。
モーターサイクルのセッティング(バッテリー、タイヤ、オイルレベル)が済んでいるならば、次はウェアのお手入れをして、グランドオープンを良い感じでむかえましょう!
レザースーツやジャケットがここ数ヶ月、クローゼットの中で眠り続けているなら、まずはそこから取り出しましょう。
レザーの香りやそれを着た時の思い出がよみがえるでしょう。
そして以下が、お気に入りのウェアを最適にキープ、ケアするための、10ステップの簡単ガイドです。
1. 早く行動しましょう。
汚れがレザーに長く付着し続けることのないように、クリーニングは頻繁に行うようにしましょう。これは、製品の品質を保つために重要なことです。
2. 優しくしましょう。
硬いブラシや研磨剤を使用すると、レザーの仕上げにダメージを与える可能性がありますので、使用しないでください。
3. 溶剤は使わないようにしましょう。
レザー・フレンドリーではない、硬質溶剤、液体やクリーム、脱脂剤は避けてください。
4. 適切なクリーナーを買いましょう。
ダイネーゼレザーに最適なのは、ダイネーゼクリーニングキットです。
これは、50年に及ぶ知識と経験の賜物であり、ダイネーゼの唯一無二なレザーを、最高の状態で保護保管するため特別に設計されています。
5. クリーナーがない場合は、石鹸を使いましょう。
オフィシャルのクリーナーに代わる最良の方法は、中性石鹸と冷水で湿らせた柔らかい布です。
6. ウェアについた虫は、バイクに付着している虫と同じくらい気にしましょう。
有機質の汚れや液体は、レザーにとってダメージが大きいので危険です。こまめに虫を除去することをお勧めします。
7. オイル・グリース類はすぐに取り除きましょう。
油脂は非常にリスキーなので、すぐに取り除く必要があります。柔らかい布を使い、円を描くようにして掃除し、強くこすらないようにしましょう。
8. レザーは熱を嫌います。
レザークリーニングキットで掃除したら、レザーは陰干しで自然乾燥させましょう。ラジエーターや直射日光で乾燥させてしまうと、劣化を早めてしまいますので避けましょう。
9. 吊るすか、平らに乾かしましょう。
平らな面を選んで平置きするか、かたちを整えて吊るしましょう。
10. 裏地をきれいにしましょう。
レザースーツについているインナーライニングは、最新のモデルでは全て取り外しが可能です。必ず本体から取り外し、40℃で優しい石鹸を使って、単体で洗濯しましょう。
ウェアをメンテナンスすることも、情熱を大切にするための一つの方法です。
ヘルメット、スーツ、ジャケットなど、私たちを守るものを良い状態で保ちましょう。