2024.06.05

ダイネーゼ・エクスペディション・マスターズ:過酷なコンディションでのライディングを学ぶ

どんな地形でも安全に走行できるテクニックを学ぶ唯一無二の体験

アリゾナ州、ネバダ州、ユタ州にまたがるアメリカ西部の砂漠地帯は、地球上で最もワイルドで魅力的な土地のひとつです。砂、土、独特な岩々、自由に動き回る野生動物、これらが織りなす雄大な風景は、人々を魅了すると同時に衝撃を与えます。

Expedition Master West USAで、ダイネーゼは愛好家たちを引き連れてデスバレーとモニュメントバレーの間にあるこの刺激的な環境に足を踏み入れました。ここでは自分自身と車両、すべての技術装備を試すことができるのです。そのため、他の旅と同様に、ここでも運を天に任せることはできません。入念な準備が必要です。

その起点となるのは、完璧に整備された車両、それからテクニカルで機能的なウェアなど、すべての参加者が最高のパフォーマンスを発揮できるようにするための重要なポイントです。


The Dainese Expedition Master West USAのルート


どんな状況にも対応できるテクニック

バイクやウェアを思いつきで準備できないのと同じように、ライダーのトレーニングにも特別な準備が必要です。エクスペディション・マスターは単なる旅ではありません。ダイネーゼのエクスペディションツアーには、参加者のライディングテクニックを向上させるためのセオリーと実践的なセッションが含まれています。

安全で楽しく、車両の性能を最大限に引き出し、毎回自分の限界に挑戦するためにはテクニックとスキルアップに重点を置くことが大切です。そしてそれは初心者だけでなく、経験豊富なライダーにも当てはまります。常に学ぶべきこと、磨くべきことがあるからです。

ダイネーゼの有資格インストラクターは、一人ひとり、各スキルレベルに合わせたアドバイスを提供します。座っているときも立っているときも、サドルの上で保つべき正しいライディングポジションという基本からスタートします。オフロードライディングでは、直立した姿勢が基本ですが、泥道を走ることに慣れていないライダーはこれが疎かになってしまうことが多々あります。


 



ライディングポジションを整えた後は、危険が伴う状況でのバイクのコントロールの基本に進みます。狭いスペースでの身体とバイクの重量の扱い方、常に最適な操作を学ぶためです。たとえ熟練のライダーでも、特定の予測不可能な困難な状況に直面することがあります。それは低速走行中でも同じです。滑った後にバイクを起こすなど、一見些細な動作も軽視してはいけません。正確な動作は効率よく力を使い、疲労や怪我のリスクを避けるために不可欠です。



手つかずの自然の中でのライディングレッスン

旅のルートに沿って美しい景色が続く場所には、さらに学びの機会があります。浅瀬、ダートトラック、登り坂や下り坂を利用して、参加者はアスファルト上での軌道に注意を払うことから、低グリップの路面でのブレーキと加速の操作まで、マキシエンデューロを安全に操作するためのすべての段階を学びます。現代のバイクはABS、トラクションコントロール、異なる地形に対応したエンジンマッピングなど、ライダーをサポートする機能がますます増えていますが、自身のコントロールに対する意識と自信に代わるものはありません。また、視線も重要です。常にできるだけ前方に向け、数メートル先に固定してはいけません。




さらに高度なレベルに進むと、小川やより大きな水路を渡ることは、浅瀬へのアプローチの仕方を学ぶ絶好のチャンスです。200キロを超える重量のバイクでは簡単なことではないため、あらゆる状況での対処法を知ることが重要です。ダイネーゼのトレーニングキャンプでは、バイク上での正しい姿勢と速度の維持方法や、スロットルコントロールの管理方法も教えています。



ダートトラック、浅瀬の横断、そして月面のような風景の曲がりくねった道路の間を走ることができるアメリカは、技術を向上させバイクに慣れ親しむためにうってつけな、世界でも特有の環境です。ダイネーゼのExpedition Masterでは、たとえ過酷な環境であっても、広大な自然の中で自分の情熱を存分に表現できる遊び場となります。

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