2020.04.18

冬のライディングの8つのポイント

冬もバイクに乗りますか?

色変わりした山々。雪の可能性もあり、空は快晴です。時には気分転換に、一年中慣れきった光景と違う景色を楽しむのもいいものです。

バイク保険を中断しないライダー向けに、寒さに凍えずに済むためのポイントをご紹介します。

1. ルートの選択

走行予定のルートについて必ずよく考えましょう。高速道路を長時間走行する時は、しっかりと着込む必要があります。
風をたくさん受け、また大抵バイク上で静止状態にあるからです。

軽い砂利道やエネルギッシュな走行を計画している時は薄着が最適です。集中してライディングに励むと汗をかくからです。この場合、停車した時のために暖かいレイヤーを1着持参することをお勧めします。

2. 寒さから守ってくれるメンブレン

Gore-TexまたはD-Dryといったメンブレン付きのウェアは、雨を寄せつけないだけでなく、防風対策としても効果的です。

そのため天候の良い日でも、レインプルーフグッズを持参することが大切です。急な寒さから身を守ってくれるかもしれません。

不快なエアジェットを阻止するために、ウエストのファスナーでジャケットとパンツを連結するのをお忘れなく。

3. どの防水ウェアを選べばいいのでしょうか?

防水ウェアは2種類に分けられます。ラミネート加工タイプと、取り外し可能なメンブレン付きです。

ラミネート加工タイプは、外因負けない最高の保温効果を保証します。メンブレンに、完璧な防風・防水効果を発揮するCorduraを組み合わせてあります。その結果、絶対にずぶ濡れにならない完全防水仕様のウェアに仕上がります。

取り外し可能なメンブレン付きのウェアは、暖かい日にGore-Texのレイヤーを取り外すことができるため、幅広く活躍します。通気孔から熱を逃がし、オールシーズン適したウェアとしてお使いいただけます。

4. 手の暖かさ

グローブはライディングを楽しめるか否かを決める要因となるほど、違いを生みます。体の他の部分同様、冬場は防水仕様のメンブレンが不可欠です。そのため、防寒対策にも優れた防水モデルが多数用意されています。

アドベンチャーグローブは、パッドが入っていないため最高のグリップを保証し、レザー製なら耐摩耗性に優れています。Gore-Texとパッドを使用したロード用モデルは、寒い日に完璧な保温効果をもたらします。

5. 手をさらに暖かく

手は体の中でもまず最初に寒さを感じる部位で、何かに覆われていなければなおさらです。一般的には加熱式ハンドルグリップが使われています。

代案となるミトンは、特に外気の侵入を防ぐため、サマーグローブでライディングが楽しめます。

寒がりの方には、加熱式ハンドルグリップとミトンを組み合わせるのが最適です。

6. 信頼できる新しいテクノロジー

素材には特に注意が必要です。コットンは通気性が好ましくなく、肌の上に湿気がこもってしまいます。

機能性素材で作られたベースレイヤーやミドルレイヤーは、体から出た湿気を素早く逃がし、すっきりと乾いた状態でいられるように設計されています。

Daineseのシリーズでは、0度からマイナス20度までの環境で完璧な快適性を維持できるよう、様々な保温レベルのアイテムからお選びいただけます。

7. フェイスプロテクション

顔と首の防寒対策も必要です。首回りがしっかりとカバーされていない時、ヘルメット内に侵入するエアジェットほど不快なものはありません。

ヘルメットの下にバラクラバを着用すれば、かなり違います。

AGVのヘルメットには季節に合わせて内側のカスタマイズが可能なモデルもあります。異なる2種類のファブリックで作られたリバーシブルのクラウンパッドと、夏には短め、冬には長めの2バージョン揃ったチンガードにご注目ください。

8. 1枚より2枚がいいとは限りません

足をしっかりとカバーすることも大切です。2枚重ねるよりも、ハイクオリティなソックスを1枚着用するほうが効果的な場合もあります。

2枚重ね着すると足の血行が悪くなるリスクがあり、逆効果となる可能性もあります。

ARCHIVE